産後

完全母乳に憧れていた私の失敗談

母乳とミルク育児

原先生の産後不調の記事で
「母乳が出にくいなら
無理せずに、ミルクと併用を」
とありました。

産後の不調、本当にホルモンバランスのせい? 前回、産後のホルモンバランスの変化について書きました。 https://mamanoclinic.com/archives/11...

わたしは母乳が出なくて大変な思いをしたので、
今回、この記事を書くことにしました。

これから出産、育児をするママさんの参考になったら幸いです。

理想と現実が違って当たり前

わたしには男、女、男の3人の子どもがいます。
母乳育児も、子育ても、いろいろな壁にぶつかり、
失敗し、多くことを子どもから学びました。

ちまたでは、子育てについての情報はたくさんありますが
気を付けたいことは
「理想を追い過ぎないこと」です。

なぜなら
子育ては、お母さんと、お父さんと、赤ちゃんが協力して行うことだからです。

お母さんの努力だけではどうにもならないこともあるし
子どもは一人ひとり、かなり個性が違います。
ということは、
家族によっても、子どもによっても、子育ての正解は異なります。

理想と現実が違って当たり前なのが、「子育て」なんです。

実際、わたしの3人の子どもたちは、一人ひとり違いました。
ということで、
完全母乳を頑張ったためにおこった
わたしの失敗を聞いてください(^^)

完全母乳への憧れ

長男、初めての子は
自然分娩、完全母乳への憧れがつよくありました。
関連の本もいくつも買って
「おっぱいで育てるのは当たり前」と思っていました。

今思えば、これが壮大な勘違いだったのです(笑)

なぜかというと
母乳が出るためには
お母さんの体調や、飲ませ方は重要ですが

赤ちゃんの飲み方のうまい、へたっぴがかなり関係します。

赤ちゃん授乳中

下手くそな長男

不思議なことに、
母乳を飲むのがうまい子ははじめから上手いのです(うちの娘)
上手に吸い付きます。
しっかり飲むので満足してさっさと寝ます。

下手な子(長男)は、吸い付く力がイマイチで
なんとなくもぐもぐと口を動かす
そんな時間が長く続き
力尽きてくわえながらうとうとする
寝たから乳首から離すと
泣いてしまう

という感じです。

辛い育児

母乳が出にくい体質

赤ちゃんの下手さに加えて
もともと
■胃腸が弱い
■肩こりがある
などの、母乳が出にくい体質の場合は
赤ちゃんとの母乳リズムがうまくいかずに
慣れるまで数か月かかります。

わたしは長男の時はその状態で
産後からほとんど寝られず
横になることもできず
ずっとずっと座って母乳をあげる毎日でした。

横になれるのは
そい乳をして
赤ちゃんも自分も横になるときくらい。
その数時間だけでした。

母乳のためには
しっかり栄養をとること
しっかり休むこと
が大事なのですが

授乳の時間が1時間おきとか
ひどいと30分おきになるので
全然寝ていられない
のが現状でした。

全然寝ていられないので
もちろん、母乳が出なくなります。

こうなると、寝ない、出が悪い、の悪循環です。

母乳が作られるまで2~3時間はかかります。
1時間おきなら
出ないのはある意味当たり前です。

母乳マッサージも受けた

母乳マッサージも受けましたが
その時はなんと
「出ていますよ」「大丈夫」と
言われました。

確かに
赤ちゃんの体重は増えていました。
それは、少ない母乳でも
一日中ずっと飲ませていたからでしょう。

もっと効率的に飲ませて
自分もしっかり休みたいと思い
ミルクも試しましたが
長男は全然飲まず、拒否。

昔は母乳が出ない場合は、早めに重湯を食べさせていた
という話もあったので
赤ちゃんに食べさせてみたり。

自分でも、母乳が出るように、食事も工夫していました。

とにかく、「母乳を出すための日々」でした。

だんだんおかしくなってくる

私には実母はおらず、頼れる親戚も近くにいなかったので、頼れるのは、旦那さんのみ。
といっても日中は自分ひとり。

「誰か、大人と、日本語の通じる人と、なんでもいいから話したい・・・」と思う日々。

産後2か月もそんな状態が続くと
だんだん精神的におかしくなり
助産師さんから
「赤ちゃんは、少しの時間なら泣かせていても大丈夫よ。お母さんも休まないと」と
と温かい言葉をかけてもらっても

「赤ちゃんを泣かせてもいいだなんて、なんて冷たい人なんだろう。」
って本気で思っていました。

そうなんです
寝られないと
判断力がなくなります。

3か月たったころ

わたしは母乳を出すために
毎日お灸ケアを続け
とにかく母乳をあげ続け
ほとんど徹夜、昼夜逆転の毎日を過ごし
髪はボサボサ、体力もボロボロで
ようやく3か月がたったころ

長男が飲み方のコツをつかんだらしく
乳腺から「ツンツン」とか「じわ~」という感覚が出るようになり
少しずつ、授乳の感覚が3時間おきくらいになっていき
睡眠時間が増えて、体も楽になっていきました。

そして、1歳3か月の卒乳まで、ミルクを飲ませることはなく、
紆余曲折ありましたが完全母乳育児をすることができました。

次に産まれた長女も、完全母乳できました。
そして、二男は、ある理由があって、ミルクとの混合でした。

完全母乳と、混合、両方経験したからこそ
「完全母乳育児が完璧で、愛情が深く、とってもいいもの!みんな母乳育児するべき!」とは言う気にはなりません。

無理はせずに

わたしのように
母乳が出にくい体質の場合は
親子で馴染むまでに
数か月かかることもあります。

産後、寝られない数か月、しかも、母乳として血液をとられてしまう数か月は、かなり体にこたえます。

  • 赤ちゃんの体重が増えない
  • 体力が続かない
  • 寝られない
  • 育児が辛い

このような
日々が続くなら
母乳にこだわらず
ミルクを試してみましょう。

ミルクを飲める赤ちゃんなら
一晩、お父さんに預けて休むこともできます。

もしミルクを飲まなかったら

わたしの長男のようにミルクを飲まない赤ちゃんもいます。
そういう時は
母乳を飲ませたら、
次の授乳まで3時間、
あとはお父さんに思い切って任せて
別室で一人で寝ましょう。

一人で寝られるだけでも
体力はかなり回復し
また育児のやる気が出てきます。

寝られないときは

実は、育児で疲れ切ってしまうと
「横になっても寝られない」こともあります。

わたしも、そういうときがありました。
そんなときは、
体が疲れ切っていて、
自律神経の切り替えがうまくいかなくなっています。

  • ゆっくり一人でお風呂に使って温まる
  • 背中や足の裏をこんにゃく温湿布で温める
  • ゆっくり深呼吸
神アイテム
女性特有の悩みに!コスパ抜群な神アイテムの作り方 女性特有の悩みを東洋医学の視点から見るとある共通点があります。毎月の生理妊娠・出産・授乳さらには更年期東洋医学的にみるといずれも「血」...

などを試してみましょう。
体のめぐりがよくなり
緊張がゆるんで、寝やすくなります。

「寝ること」にこだわらず
横になっていれば、まぁいいか、くらいの気持ちでゴロゴロしていましょう。
スマホを見ては、いけませんよ。
目を閉じないと、体は回復しません。

人生で一番甘えていい時

赤ちゃんは成長するので
始めは大変でも
必ず楽になっていきます。

産後の数年間は、
人生の中で、一番頼っていい時、
弱音を吐いて、甘えていい時なのです。

お父さんだけでなく
祖父母、兄弟姉妹、友達、頼れる人には甘えましょう!

不安な時は、相談しよう!

不安なことがあったら、
一人で悩まずに
育児や子どものプロである
産婦人科、小児科の先生や助産師さんに相談しましょう。

付け加えると、鍼灸やマッサージでも、母乳の出はよくなります。

授乳の姿勢を変えたり、
体のコリをゆるめて巡りがよくなると
母乳も出やすくなります。

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次回は、
長女の母乳育児、二男の混合育児を通して感じた
母乳とミルクのメリットとデメリットについて
紹介します。

ABOUT ME
堀アキ
堀アキ
「薬に頼らない免疫力を上げる子育て」で3人の子育て中。 子どものアトピーを自力で解決したことをきっかけに、「肌からアプローチしないアトピーケア」で肌トラブルに悩むお子さんや大人をサポートしています。
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