自分のお母さんを意識してる?
自分のお母さんが完璧で、それに比べて自分ができていない…などど、
お母さんをある意味、上にみすぎてしまってるが故に苦しんでいる患者さんにもよく出会います。
逆に、あんな母親のようになりたくない、と避ければ避けるほど近づいていく…ということも少なくありません。

こちらの記事にも書きましたが、
憧れの人をみて「あの人のこんなところがすごいな」と思ったり、
嫌いな人をみて「あの人のあんなところがムカつく!」と思っているところは、必ず自分自身にもあるところなんです。
だから反応しているんです。
お母さんとの関係性
婦人科疾患や乳がんは、母親をはじめとした家族との関係性を洗い出すようなことが大事になってきます。
とくに、何でもかんでも母親が喋ってしまうようなときは、生理のトラブルも抱えやすいような印象もあります。
また、不妊とも関係していることがあります。
なんでもかんでも介入してくるような親の場合、
妊娠して子供が生まれると、また親が色々口出しをしてくるんじゃないか…という無意識の抵抗から不妊をやってしまっている方もみえるようです。
(吉田先生は不妊の方のサポートにおいて、数々の結果を出されているんです。)
いわゆる過干渉、過保護と言われる状態ですよね。
なんでもしてあげるのが愛情と思われている人もいるかも知れません。
逆に、何もしてあげられていないような感覚を持たれている方も見えるかもしれません。
人の人生において、サポート(支援)とチャレンジ(逆境や試練)は同等に存在するので、何かを与えすぎると、外で試練となるような出来事が起きてくる…ということがあるんです。
何かを与えるだけではなく、何もしないのも愛情なんです。
どっちでも大丈夫です。
このことが腑に落ちると、ストレスはかなり軽減されていきます。
両親が「他人」の基準
子供にとって、親というのは、世の中の男性・女性の代表です。
親のイメージから、子供なりに予測を立てて世の中を見ることになります。
そのため、どんな人でも、両親との関係性をクリアにしていくことが大切になってきます。
お父さんの常識、お母さんの常識というのが、いつの間にか自分の価値観として根付いてしまっているんですね。
本音を表現できていないときに、病気というのが発生してくるので、
他人の常識と自分の本心がずれているということをまずは認識することが大切なんですね。
それを知るための一つの方法が、
〇〇べき、〇〇せねば…という思考に気がつくことなんですね。
自分の価値観を知り、それを大切に使用
また、やりたいことリストというのはよく言われますが、
「やりたくないことリスト」「やらなくてもいいのに、やっちゃうことリスト」と作ってみると、自分に不必要な価値観を削除し、自分の大切にしている価値観を知るヒントになるんです。
自分の価値観がわかり、それに従って生きることで幸福度も増しますし、
勝手に自己肯定できてくるんですよ。
