妊活

妊活や不妊治療に疲れてしまったら…

なかなか子供ができなくて、それが悩みに変わると、毎月生理が来るたびに落ち込んで、「なんで私のところには赤ちゃんがこないんだろう」って落ち込んだりしますよね。

不妊って言ってしまうと、「私は赤ちゃんができにくい身体なんだ」と自分でレッテルを張ってしまい、それが悪影響になることもあるので、「まだ赤ちゃんが来ていないだけ」くらいの気持ちのほうがいいかもしれません。

不妊の定義は「ある一定期間、避妊しないで夫婦生活をしているが妊娠しない状態」を指し、一定期間というのは「1年が一般的」とされています。

ただ、圧倒的に日本は夫婦生活の回数が少なく、妊娠のために排卵日あたりを狙ってタイミングを取るという話もよく聞きます。

排卵だと思っているタイミングがずれていれば当然妊娠には至りにくく、その状態で「自分は妊娠しない➞不妊なんだ」と自分で決めてしまっている方も中にはみえるので、まずは「自分は不妊だ」という思い込みを崩す必要があります。

その上で、患者さんにお話して、「ちょっと気が楽になった」という話を今日はシェアしようと思います。

子供がいない自分 vs 理想

子供がいるのが理想で、子供がいない今の現実との間に大きなギャップを感じれば感じるほど、どんどん苦しくなっていきます。

身体としてはストレスを感じている状態と判断し、交感神経が優位に働き、副腎から抗ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されるようになっていきます。

そうすると、女性ホルモンのバランスにももちろん乱れが生じ、月経や排卵にも影響が出てきます。

なので、まずは理想と現実のギャップを埋めてみましょう。

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いかがでしょうか?

理想だと思っていたことにもデメリットがあり、現実の中にもメリットが同等にあることが腑に落ちると、どっちがよくてどっちが悪いという白黒はっきりつけるジャッジをしなくなるため、また、焦燥感や恐れ、不安な気持ちが薄れるため、自律神経やホルモン、免疫のバランスが取れてきます。
(自律神経やホルモン、免疫はつながっていますからね)

これを診察中でも家に帰ってからもいいので患者さんに少し取り組んでもらうと、患者さんの表情や声のトーンが明らかに変わるのがわかります。

妊娠のその先に得たいものがある

妊娠することをゴールに今色々取り組んでいる方もみえると思うし、まずはそこを目標にすることは悪いことではありません。

でも、少しでも見方がかわり、いい方向に動いてくれるといいなという思いを込めて、お伝えしています。

よく言われるたとえですが、

  • 20kmを完走するために走る20km
  • フルマラソンを完走するために通過する20km

どちらが簡単に達成できると思いますか?

もちろん後者ですよね。

フルマラソンを完走する前提で走っていると、20km地点というのは通過点でしかないわけです。

ということは、

  • 妊娠にFocusにする
  • 妊娠のその先にあるものにFocusする

のでは、どちらが簡単に達成できそうでしょうか?

妊娠・出産をしたその先に、自分は本当は何を得たいと思っているのでしょう??

結果に執着せず、今を楽しむ

一度妊娠のその先にある、自分の本当の望みがわかったら、それは一度おいておきましょう。

理想と現実のギャップをうめるワークをすることで、「妊娠しなくてもいい」「妊娠してもいい」という状態になっていれば、身体のいろんなバランスに変化がでています。

その上で今を楽しむことができたら、きっと心も身体も楽になっているんじゃないかと思います。

「不妊治療をやめて諦めたら妊娠した」も身体の反応がかわるから

この話、よく聞きませんか??

「もう夫婦2人でもいいかなと思って、不妊治療や妊娠するために我慢していたことをやめて、好きに生き始めたら妊娠しました。」

これも同じですよね。

夫婦2人の今でも充分幸せだと気付く

今を楽しむ

ホルモンバランスや自律神経のバランスが変わるんです。

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原紗希
原紗希
現役産婦人科医。外来診療では検査や薬の処方だけではなく、患者さん一人ひとりに合わせた多方面からのアドバイスも行う。2児(6歳・2歳)の母。
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