その他の女性のお悩み

ストレスも捉え方次第

皆さんはストレスに対してどのようなイメージを持っていますか?

「ストレスとは〇〇である。」

この○のなかに入る言葉を考えてみてください。

  • ある程度は必要なもの
  • 身体を蝕むもの
  • 悪いもの自分の捉え方次第

いかがでしょうか?

今日はストレスというのは、どのように捉えるかで身体の反応が変わってくるというお話をしようと思います。

ストレスにも種類がある

ストレスにもいくつか種類があります。

戦闘モードになるもの

一番わかりやいもので、みなさんがイメージするストレスというのはこれでしょうか。
ライオンに襲われた鹿が感じているストレスはコレに相当します。

  • 交感神経が優位
  • 筋肉に血液が集まる(すぐに逃げ出せるように)
  • 心拍数⇧ 
  • 浅くて早い呼吸
  • 酸素は筋肉や脳へ
  • 注意力⇧ 集中⇧➞周囲の状況をいち早く察知
  • 副腎からコルチゾールというホルモンが分泌される

などの体の変化が起こります。

危機的状況にはもちろんこの反応が必要で、生き残るための本能でもあります。

ただ、この状態がずっと続くと副腎も疲弊するし、自律神経のバランスを崩してしまいます。

上から威圧的に攻撃してくる上司や同僚、親などが近くにいる場合、このような状態が続き、疲弊していくとも考えられます。

自分を成長させてくれるもの

自分がやりたいと思っていることや価値観が高いもので、より上のレベルのものに挑戦しようと思うとき、それもストレスとなりますが、戦闘モードのときと体の反応が違います。

  • フロー状態
  • 心拍数⇧
  • DHEAの割合⇧
  • 集中力⇧

大きな違いは、コルチゾールではなく、DHEAというホルモンの割合が増えていることです。

このDHEAというホルモンも副腎で合成されるものですが、ストレス時に恐怖を和らげてくれたり、実力を発揮するときに必要なホルモンであり、自分が最高のパフォーマンスをするための助けになってくれます。

つながりを大事にするもの

皆さんも聞いたことが有るかもしれませんが、これはオキシトシンに代表されるもので、ストレスを感じたときに人と繋がりたい、触れたいと思う反応です。

子供が恐怖を感じているときに、ママにギュッとしてほしい・くっつきたいと思う反応です。

戦闘モードか成長モードかは自分で選べる

上記で説明した3つのうち、戦闘モードになるものか自分を成長させてくれるものかは、自分で選べます。

それが、最初に聞いた「ストレスとは〇〇である」の〇〇に入る言葉なんですね。

ストレスとは悪である、良くないものである、身体を蝕むものであるといった解釈をしている場合は戦闘モードになる反応が起き、ストレスとは自分の成長に必要なものであるということを知っていると自分を成長させてくれる反応が起きてくるわけです。

戦闘モードになる反応が続くと、副腎からはコルチゾールが出続けるため、そのうち副腎は疲弊し、副腎疲労症候群と言われる状態なるのが容易に想像できます。

副腎疲労症候群って何?? 副腎疲労症候群とは?? あまり日本では馴染みのなかった副腎疲労症候群(アドレナル・ファティーグ)について書いてみようと思います。...

目の前の出来事や人から自分がストレスを感じるとき、それは自分にとってその出来事や人が「自分を攻撃してくるもの」と解釈しているからであり、その解釈を変えれば自ずと体の反応も変わってきます。

目の前の出来事や人をニュートラルに捉える

今目の前で起きていることに対して、ネガティブな解釈を付けているのは紛れもなく自分自身なんですね。

物事には必ずいい面悪い面があり、表と裏があります。

いらっとしてもいいです。腹を立ててもいいいです。
自分の中の感情を感じきったあとに、その両面をみにいきましょう。

目の前の出来事は、自分にどう役に立っているのでしょうか?
目の前の人は自分に何を教えてくれているのでしょうか?

それがわかると、感情や身体の反応に変化があることがわかると思いますよ。

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原紗希
原紗希
現役産婦人科医。外来診療では検査や薬の処方だけではなく、患者さん一人ひとりに合わせた多方面からのアドバイスも行う。2児(6歳・2歳)の母。
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