産後

ほしいのは「感情」

最近、マインド系の話が続いています。

西洋医学はもちろんのこと、栄養のことも、体を緩めるということも勉強してきて、やっぱりベースに「自分をどう扱っているのか」ということがないと、どんな治療もいい食べ物も、最大の効果を発揮しないんだなということがわかってきました。

裏を返せば、そこが整っていると、どんなケアや治療も効果が現れやすいということです。

自分を大事にするって??

よく、「自分を大切にしましょう。」と色んな所で言われますよね。

  • 自分がしたいと思ったことをしましょう
  • 値段をみずに、物を買ってみましょう
  • 自分のためにお金を使ってみましょう
  • ホテルのラウンジなどで大切にされる自分を味わいましょう

などなど…。

やりましたやりました。
結果、お金を使い、お金が減って終わりました。

おそらく、この方法でうまくいく人もいると思うんです。
ただ、私はしっくり来なかっただけなんです。

自分を感情を素直に受け止める

自分の中に湧き上がる感情を押し殺さない。

ムカつくこと、悲しいこと、楽しいこと、やってみたいこと。

ムカつくことや悲しいことを押し殺し続けていると、楽しい感情も嬉しい感情も、なんだか感じにくくなってきます。喜怒哀楽を失っていきます。

ただ、今自分がムカついている、悲しんでいるということに気がつくだけ。

まずはここが大事かなと思います。

それもよくわからないなというときは、ただひたすら思いついたことをノートに書いてみてもいいですね。

子供がいる場合、子供が教えてくれることもあります。

子供が癇癪を起こしてもう手に負えないくらいなにかにイライラしているようなとき、ママもなにかにイライラしていることがあるんです。

子供がなにか悲しくて泣いて泣いて仕方のないとき、ママも泣きたいようなことを押し殺していることがあるんです。

これは、「ポンプ効果」といって、誰かが自分の感情を押し殺していると、他の誰かからあふれるというものです。

子供をみて、何を感じるのか。何を言いたいのか。
それは、自分自身に言いたいことでもあるんです。

そういう出来事から、自分の感情に気がついて素直に受け止められるようになっていけるのもOKです。

どんな感情がほしいのか

結局、どんな行動をするかというのも、その前にある感情によって変わってきます。

どんな勘定がほしいから、その行動を取るのでしょう?

  • ホッとしたいから、コーヒーを飲む
  • 安心したいから健康診断を受ける
  • 満足感を得たいからものを買う
  • 楽しみたいから家族で出かける

おそらくなにか得たい感情があって、行動を起こしていることがほとんどなんです。必ず目的があるはずなので。

であれば、その感情を得るために自分でできることをやってみてください。

  • 自然の中に行く
  • ご飯を味わって食べる
  • 寝たいなら寝る
  • コーヒーを飲む
  • 家族の写真をみる

自分がたった一人でもできることがあります。
自分のほしい感情を自分で主体的に取りにいけるようになると、周りの状況はあまり関係がないことがわかってくると思います。

これを産後に当てはめる

ほしいのは感情であって、それを主体的に自分で取りに行くという話をしました。

産後にこれを当てはめてみますね。

例えば、子供とずっと一緒のママさんが、流石にちょっと疲れてきて、「少し静かな時間がほしいな」と思ったとします。ほしい感情はなんでしょうね。人によって違うと思いますが、「安心感」だったり「穏やかな感情」だったりするかもしれませんね。

そうしたら、子供が寝ている時間でも一人遊びしている時間でもいいので、思いっきり穏やかな感じ・安心感を味わうんです。

ご主人やご両親に預かってもらえるときでもOKですが、「静かな時間がほしい」と思ったんだから、「静かな時間」を自分で取りに行くんです。

ここで、スマホを見たりテレビを見たりするのは、静かな時間と逆であり、しかも受け身になりがちなものなので、せっかくの一人タイムだったのに、自分の欲しいものは手に入れられず、なんだか不完全燃焼で終わってしまった…ということがよくあるんです。

自分のほしい感情を見極めた上で主体的に取りにいけると、ゴールまで到達するのが早くなります。

是非やってみてもらえると嬉しいです。

ABOUT ME
原紗希
原紗希
現役産婦人科医。外来診療では検査や薬の処方だけではなく、患者さん一人ひとりに合わせた多方面からのアドバイスも行う。2児(6歳・2歳)の母。
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