PMSは月経前症候群のことを指し、特に精神症状が強いものを月経前気分不快障害(PMDD)と呼びます。
身体症状として、
- 下腹部痛や膨満感
- 乳房痛
- 肌トラブル
- むくみ・頭痛
- めまい・肩こり など
精神症状として
- イライラ
- 情緒不安定
- 憂うつ感
- 注意力低下
- 睡眠障害
- 集中力低下 など
が挙げられます。
その中でもよく見られる症状に、すごくイライラしたり、涙が出るくらい落ち込んだりという話を聞くんですね。
特に、その時期は、お子さんにも必要以上にあたってしまい、自己嫌悪に陥るママにも出会ってきました。そして私ももれなく経験済みでございます。
なぜ、イライラしたり、涙が出るくらい落ち込んだりするのか
今日は一般的に言われている話について書きますね。
プロゲステロンが増えて➞減る時期
エストロゲンが減る時期
なんですね。
なので、
プロゲステロンが増えたことによる症状もあり、
更にその後の減るときの症状もあり
エストロゲンが減ったことによる症状
もあり、
しかも、女性ホルモンのせいだけともいえず、原因は他にも色々考えられると言われています。
ただですね、
エストロゲンと連動しているセトロニンが減ることにより、イライラが抑えきれなくなったり、うつ症状のように無気力や落ち込んだり、ということが起きると一般的に言われています。
実際に、PMDDのひどい方には、うつ病などの治療に使われるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)という薬を処方するということもあるようです。
(あるようです、というのは、私自身は処方したことがないからです。)
ではでは、セロトニンを自分の体内でしっかり合成するには何が必要なのか?
タンパク質を消化(しっかり胃酸が出ていないと消化できない)
↓
アミノ酸(セロトニンの原料はトリプトファン)
↓
↓←葉酸・鉄など
↓←ビタミンB6
↓
セトロニン
↓←マグネシウム
メラトニン(眠りに関わる)
という経路をたどるので、
- タンパク質不足
- 消化能力の低下(胃酸不足も)
- 葉酸や鉄、ビタミンB6の不足
などがあると、そもそもセロトニンが作れないという自体に陥るわけですね。
だから、PMSやPMDDがひどいときに、もちろんピルを使ってコントロールするのもいいんだけど、それでOKにしてしまうと、自分の栄養状態に気がつく機会を喪失するとも言えるわけです。
そして、
しっかりと自分の消化吸収能力を働かせるためには、自律神経のバランスが取れていることというのは欠かせないと思っています。
ただここは、鶏が先か、卵が先か、じゃないけど、
栄養不足があると消化酵素が不足する
消化酵素が不足すると栄養が不足する
という負のスパイラルに入るので、どこかでは断ち切りたいなというところです。
ちなみに、消化能力を上げる「今すぐできる方法」はこちらです⇩
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