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人間にしかない素晴らしい能力が病気や不調を引き起こす?!人間と他の動物の違いとは?!

みなさん、こんにちはー原です(*^^*)

ハワイってね、とってもいいところで気に入っているんですけど、

猫やカモや鶏もたくさんいて、
朝、本当に「コケコッコー🐔」で目が覚める。
これ、盛ってないですよ、本当の話です。

ただ、私の嫌いな虫もめっちゃ多いんですよ…。

プールサイドにはトカゲがたくさんいますし、
公園で立っているとハエもめっちゃ寄ってきます。

ゴキもいます。高層階なのに廊下にもいる。
日本では家で出たことなんてないのに、
たまに夜中のトイレで目が合う…。
(文字を書きたくもないくらい嫌い。)

私は虫が超絶苦手なので、
女の子のママで良かった。。。と本気で思うことがあります。

日本では考えられないくらい色んな虫たちと交流しているわけですが、
トカゲが案外かわいいですね。

そんな虫や動物たちを観察している中で、
それぞれのフェーズで特徴があるなということがよーくみえたので、
今日はその話をシェアしようと思います。

人間っていうのは進化の上で素晴らしい能力を獲得したんですけど、
でもその能力によって、ストレス反応を勝手に生み出してしまい、
調子を悪くしてしまっている人が決して少なくありません。

その能力なにか想像できますか??何だと思います?

この記事を読んでくださってる皆さんにも
おそらく経験があるだろうなと思います。

私にもあります。患者さんにも非常に多いです。

「人間にしかできないこと」です。

その答えを言う前に
他の生き物の特徴について軽く触れておこうと思います。

進化の過程で獲得してきた能力や本能

爬虫類

トカゲの逃げ足ってめっちゃ早くて
娘たちが捕まえよう捕まえようってするんだけど、全然捕まえられない。

でも、上手に捕まえる男児、いるんですよねー。

トカゲなどの爬虫類は、とにかく生きることに素直ですね。

餌があったら食べる。
敵が来た!と思ったら速攻で逃げる。逃げ足がめっちゃ早い。
安全・安心かそうじゃないか、要するに恐怖に敏感なんですよね。

生きるための本能ですよね。

哺乳類

そして、もう少し進化した犬とか猫とかっていう哺乳類は、
感情というものを持ってますよね。

喜んでいるとか怒っているという快ー不快の感情
表現できるような種類の動物が増えてきます。
(トカゲは感情を表現しませんよね。)

他の特徴としては
子どもをおっぱいで育てるっている性質を持ってますね。
哺乳類っていうくらいですからね。
群れをなすっていう特徴もありますよね。
(トカゲは単独行動ですし、おっぱいもでませんよね。)

あとはちょっと記憶する能力も獲得したようですね。
ご褒美や罰によってしつけることができる。

さらに、公平−不公平がわかるってのも本能として備わってきたということを
先日教えてもらって知りました(*^^*)

進化するたびに色んな能力を獲得していってますよね。

これらの動物と私達人間の間くらいに霊長類がいますよね。

チンパンジーなどは結構賢くて、
文字がわかるチンパンジーで有名になったアイちゃんとかアユムくんが
いましたが、ご存じの方みえますか??

人間(哺乳類だけど分けます)

更にそこから進化した人間というのは、
他の哺乳類と比べてもっともっと大脳新皮質って場所が発達して
今の我々の姿になっています。

2足歩行を獲得したから、脳が発達したんですよね。

その分、骨盤は小さくなったから、
まだ未熟な段階で赤ちゃんを産まなくてはいけなくなり、
自立までの時間が他の動物よりも必要になったという経緯がある
と言われています。

っていう進化の過程を経ているから、人間は
爬虫類や哺乳類の頃の能力や本能が土台として備わっているんです。

だから恐怖を煽ったら本能的になんとかしたいと思ってしまう(笑)
感情を動かしたら行動してしまうんです(笑)

本当の意味で人間の持つ能力を発揮しようと思ったたら、
生存への安心感とか、感情に振り回されない、動じないってのが超大事だと言われていますね。
なかなかできないけど^^;

お待たせしました。人間にしかない能力とは?

前フリが長くなってしまいましたが。。。

そんな我々にしかない能力ってなんでしょうか?!

大脳新皮質が大きくなったからこそ獲得した力。

他の哺乳類にはなくて、人間にしかない能力とは…?!

それは…

過去を振り返ってそこから学ぶこと
長期的な未来を想像してコツコツ行動すること

です。

他にもありますが、今日いいたいのは⇧の2つ。

この人間にしかない能力というのが、
色んな不調や病気を引き起こす一つの原因になっているんですよー!

という話になります。

我々人間は過去にした失敗から学んで、未来に活かしたり、
未来を想像して、手に入れるために今こんな行動をしよう

っていう長期的な視野を持ってコツコツ行動することができます。

素晴らしいですよねこれは人間だからこそなせる技です。

この能力をもっているから、ここまでこれたというわけです。

で、

わぁー素晴らしい!で終われたらいいんですけど…
終われませんよ、終われません。

この素晴らしい能力の裏面もやっぱりあるわけです(涙)

すべての出来事は両面が必ずあるんですよー。
さて、コインの裏を見てみましょう。

その裏というのがタイトルで書いたことです。

「過去にした失敗」とか「過去の経験」を記憶して、
後悔とか罪悪感とかの気持ちを引きずり、

「未来を想像」することによって
”あんな事が起きたらどうしよう”って恐怖とか不安な気持ちを勝手に作り出す

という能力まで同時に獲得してしまったというわけです😣
(これが心の迷走=マインド・ワンダリングですね。)

こっちサイドはいらないですよね。いらない。
私もいらないって思いましたよ。
でもコインの裏表の関係だから、セットなんです。切り離せない。
そういうもんなんです。もうこれは仕方がないんです

片面だけしか欲しくない、片面だけがいい、ってのは残念ながら幻想なんです。。。

で。

この2つの能力が、
体内で起きるストレス反応というのを長引かせるというわけです。

ネガティブ(だと認識するよう)な出来事が起きた 
or 
起きるんじゃないかと想像する

それによってバトルモードに入り
ストレス反応が引き起こされる。

本来ならそのストレス反応は収束するはず…
だけど、人間の持つ能力が故に引きずる。

すると、
ストレス反応が継続してしまう
慢性的にストレス反応を起こすってことですね。

ちなみに厚生労働省の資料にも書いてあります⇩

ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールなどの過剰分泌は
心身状態の異常をもたらすことは明らかです。

厚生労働省「セルフメンタルヘルス」より

これ、私が言ってるわけじゃないですからね。
厚生労働省の資料に書いてあることですからね。

そして、この明らかに心身状態の異常を引き起こす反応が続くんです。
詳しく知りたかったらこちら⇩

身体に悪いストレスと私達に必要なストレス、この違いは…? みなさん、こんにちは。原です(*^^*) 今日はストレスというものについてお話をしていこうと思います。ストレスというものについて...

婦人科疾患だと、PMSとか更年期障害とか。
生理痛もストレスによって悪化することはわかっていますね。

では、この一連の流れのどこに対策をとればいいのか?ですよね。

それは…

一番最初なんですよ。

一番最初の、ネガティブ(だと認識するよう)な出来事の、
「認識」に手を打つのが一番大事で、一番はやいんです。

この「認識」に要する時間は2/1000秒とも言われていて、

この認識の結果、
感情というものがほぼ瞬間的に湧き上がって来るようなものなので、
感情をコントロールしろといわれてもかなり難しい。。。

だから、
感情をコントロールしようとするのではなくて、
感情に影響を与える因子を変えればいいんです。

それが何かというと…「認識」とか「解釈」ってことですね。

自分は、過去に起こった出来事やまだわからない未来に対して、

  • 「何をしたことを後悔しているのかな?」
  • 「何がいけなかったと思っているのかな?」
  • 「どんな未来が来ることをおそれているのかな?」
  • 「想像した未来がどこに影響出るのが怖いと思っているのかな?」

あたりのことを具体的に見ていくと対策が取れます。

まずは自分の解釈に気がつくことが第1歩ですからね。

あ!!その前に超大事なことがありました!

自分の感情を感じることがその前です。
自分の解釈に少し偏りがあるよってことを教えてくれるのが、感情です。

なので、まずは

感情を感じることをまずは自分に許可

してあげてくださいね。

まとめ

ということで、今日お伝えしたかったのはこちら!

人間にしかない能力は過去への内省と未来への想像。
その能力が病気や不調の原因になることがある。

変えれるのは、感情に影響を与える「認識」や「解釈」。
その「認識」や「解釈」のズレを教えてくれるのが感情。

ということでした(^^)

感情は湧いてくるものだから、もうね、それは仕方ないんです(笑)
そこを変えよう、て思っても、それは自分のコントロール外です(^^)

自分でコントロールできることだけに集中しましょー。
定数ではなく、変数を動かすんですよ(^^)⇩

”定数ではなく、変数を動かす” みなさん、こんにちは原です(*^^*) 最近ですね、タイトルに書いた言葉が好きなんです。 ”定数ではなく、変数を動かす”。...

具体的な対策については、長くなりますので別記事にしますね(*^^*)

恐れや不安の対策の一例はこちら⇩

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それではー(*^^*)

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原紗希
原紗希
産婦人科医。今は海外在住のため、対面診療はしていません。 外来診療では検査や薬の処方だけではなく、患者さん一人ひとりに合わせた栄養面や思考面からのアプローチを行う。病気を治すのではなく、人の持つ本来の力を発揮する状態を整える。
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