妊娠・出産

【妊娠中の恥骨痛】痛みを起こさないための3つのポイント

妊婦

妊娠中、恥骨痛に悩まされる妊婦さんも実はたくさんいらっしゃいます。骨盤ベルトしたらよくなるかな?とつけてみるけどあまり変わらないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は、恥骨痛はベルトそのもので痛みをなんとかするというよりも、日常生活の中で、痛みを起こさないような動作を続けることが大事と言われています。

こちらの記事では、恥骨痛の時に生活でどんなことに気をつけたら良いのか?についてご紹介していきますね!

恥骨ってどこ?

そもそも恥骨結合ってどこなの?っていうのがわかりづらいと思うのでちょっとだけ説明しますね。

骨盤は、左右の大きな骨(寛骨)と後ろの平らな骨(仙骨)で成り立っています。

恥骨(恥骨結合)は、左右の大きな骨が前側でつながってる部分です。

恥骨に負担がかかる動きは?

妊娠中〜産後の骨盤は、骨盤内の骨同士をつないでいる靭帯がホルモンの影響で緩くなっています。

恥骨部分は、左右にわかれた構造になってるので、動き方によってそこで擦れるような動きがあると、痛みを起こしやすくなってしまいます。

恥骨が痛くなりやすい動き:①開脚

痛みがある場合は特に、無理な開脚は恥骨結合部分に負担が大きいためやめておきましょう。

恥骨が痛くなりやすい動き:②ランジ

前後に大きく足を開くような動きも、恥骨結合部分で擦れるような動きになるため、痛みがある場合は特に避けておきましょう。

恥骨が痛くなりやすい動き:③片足で荷重する

片足だけで体重をうけるような動作でも、実は恥骨部分で擦れるような動きになるため、痛みにつながりやすくなります。

  • 前後左右に足を大きく開くと恥骨に負担
  • 片足で体重を受ける動作も恥骨に負担

恥骨に負担がかからないポイント

恥骨に負担をかけないようにするためには「ヒザを揃えて動作をする」というのがポイントです。

生活の中で、よく恥骨に負担がかかりやすい場面をいくつか挙げてみますね。

1.寝返り

寝返りの際に、片方の足で床を蹴って寝返ると、痛みが出やすくなります。出来るだけヒザを揃えたままゴロンと寝返るようにしてみましょう。

2.立ち上がる時

床から立ち上がるときに、片方の足に体重を乗せる立ち方では痛みが起きやすくなります。両膝を揃えて、手をついて体重を分散させて立ち上がるようにしてみましょう。

3.靴下を履く時

片足立ちで靴下を履こうとすると、痛みが起こりやすくなります。椅子に腰掛けてから履くようにしてみてください。

まとめ:痛みを回避すること

恥骨痛がある方は、骨盤ベルトそのものによる効果というよりも、骨盤ベルトをしたことで、無理な動きをしなくなったために、恥骨痛にとって意味があるとされています。

ヒザを揃えた動きをするというポイントを守り、恥骨結合部分に無理な負担をかけないように気をつけながら生活をしてみてくださいね。

ABOUT ME
理学療法士 近藤可那
理学療法士 近藤可那
病院のリハビリテーション科にて勤務後、自分の出産経験をきっかけに産前産後の身体のトラブルに対しての医学的なケアが希薄な事に気づき、この分野でのリハビリの勉強を始める。 産婦人科での活動のほか、産後の身体ケアサロン運営、ママや妊婦さん向け講座、理学療法士作業療法士向けの勉強会運営をしている。
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