妊娠・出産

よく寝る赤ちゃんに育つために妊娠中からできること

妊婦が夜更かし

安産になるための3つのポイントのラスト1をお伝えします。
それは「早寝早起き」です。

寝る子は育つはいつから?

昔から「寝る子は育つ」と言われていますね。
実は、生まれる前から、始まっているのです。

「寝る」ことには二つ意味があります。

  1. 体と心や頭を休ませる
  2. 脳や体を成長させる(大人の場合は細胞を修復する)

寝る子を作るホルモンは?

この二つの働きには
メラトニンと成長ホルモンが関係しています。

メラトニンは体内時計の役割をしています。
強力な抗酸化作用があり、美容や免疫力を高めてくれると言われています。

成長ホルモンも、夜、寝ている間に分泌されます。
子どもの成長だけでなく、大人では細胞の修復に活躍し、疲れをとってくれます。

お母さんの生活リズムを赤ちゃんはどう感じてる?

お腹の中にいる赤ちゃんは
一日中、寝たり起きたりを繰り返しています。

だから昼夜の区別がないのかというと
そうではなく

実は、お母さんからもらう血液の中のメラトニンを感じて
昼夜サイクルを感じているそうなのです。

お母さんが朝起きて、
日の光を浴びて、
日が沈んで暗くなって
眠くなる。

赤ちゃんは、お母さんと一緒に感じています。

お母さんが夜更かしすると・・・

メラトニンは、
夕方から徐々に上がりはじめ、

夜10時くらいから
急激に分泌が上がります。

お母さんが夜更かしすると
メラトニンが分泌されず
体内時計が乱れます。

赤ちゃんも同じ時を
十月十日過ごしていたら・・・

※赤ちゃんの体内時計のリズムは、生後6か月あたりで安定してくると言われています。

あいちゃんは
はじめての赤ちゃんを楽しみにするあまり
毎日興奮してしまい
夜更かししてしまいました。

生まれた赤ちゃんは寝つきがちょっと下手なようです。
(とはいっても、赤ちゃんの寝つきや夜泣きには他にも理由が多々あります。)

夜中にテレビやスマホを見てしまうと・・・

スマホを見る妊婦

夜中に明るい光を浴びることで
メラトニンが分泌されないばかりか

東洋医学的に言うと
目を酷使すると
「肝」を傷め、
血液を消耗してしまうので

結果、赤ちゃんに使われる血液が減ります。

寝る子に育てるためにもメラトニン

実はこのメラトニン。乳幼児期に多く分泌され、
成長とともに分泌量が減ってくるという特徴があります。

メラトニン分泌の特徴

  1. 夜暗くなると分泌される。明るいと分泌されないので、寝るときは部屋を暗くする
  2. 一生のうちで1~5歳の頃に最も多量に分泌される(子供は早寝!)

メラトニンを出すために

  1. 朝日をしっかり浴びる
  2. ご飯をしっかりよく噛んで食べる(メラトニンの材料であるセロトニンが分泌される)
  3. 体をしっかり動かす。歩く。
  4. 寝るときは、部屋を暗くして、早寝早起き。

(早寝早起き朝ごはん全国協議会参考)

お母さんの疲れをとって
赤ちゃんが元気に成長するためにも
早寝早起きを心がけましょう!

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堀アキ
堀アキ
「薬に頼らない免疫力を上げる子育て」で3人の子育て中。 子どものアトピーを自力で解決したことをきっかけに、「肌からアプローチしないアトピーケア」で肌トラブルに悩むお子さんや大人をサポートしています。
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